らーめんのはなし其の十二
今朝は5時に山鳩の鳴き声に起こされました
今は何処かでカッコウがないてます
夏の暑い時期に鳴かれるとうざい奴ですが、今の涼しい午前中は心地好くもあります
さて本題
東京は高円寺の一本気あき田さん
今では閑散たるらーめん横丁内にある比内地鶏の無化調店で本店は埼玉県らしいです
鶏感MAXの濃厚清湯の塩らーめんが、たしか700円ほどでしたか
かなり頑張ってます
有名な銘柄鶏を使用し、あれ程しっかりしたスープを取ったら、、儲からないでしょうね
このお店が長野にあったら、うちの純鶏は存在してません
鶏のみのスープとしては、自分の理想系に近いもので、それをラーメンの価格帯にしっかり収めてるのは尊敬に値します
ただ、持ち上げといてなんですが具材が貧弱、、あれなら無くていいのでわ?
などと同業らしからぬ失礼を書くのは、勿論リスペクトしてるからです
比内地鶏を味わって頂くというコンセプト
沢山の方に知って欲しいですね
本店さんでは、今は魚介とか合わせてるらしいです
旨味の相乗効果でうまいんでしょうが、、せっかくの比内地鶏、、こちらでいただきたい
高円寺一本気あき田さん
貴重な比内地鶏らーめんのお店です
※リスペクトしてるが故の辛口失礼しました
2013年05月27日 Posted by crow master at 09:33 │Comments(0) │らーめんのはなし
来週末は合鴨清湯塩
先日、当店の前の道を雉の雌がトコトコ横断してました
美味そう!と真っ先に思ってしまうのは職業柄でしょうか
機会があったら使いたい食材のひとつですが、旨いものは高価かつ入手困難なんですよね
さて、週末の鴨らーめんですが、こちらの不備もあり今回は800円での提供でした
最終的に出来も悪くなかったし、普通あれで1000円以下は有り得ないんですが
食べられた方はラッキーかも
それにしても、全てのお客様が実売価格を聞かずに鴨を注文されてましたが
実は初期設定1500円のらーめんにする予定だったんです
いろんな意味で恐い、、
ジビエ料理でないかぎりは、野生味や素材の癖がつよいのは敬遠されるのは西洋料理でも同じことですが、そういう意味ではフランス鴨はとてもよい素材ですね
非常に高価なんでらーめんに主体で使われる事は稀だと思います
てなことで不本意に終わったフランス鴨
来週末は東北産の合鴨ガラでリベンジします
純鶏と全く同じ取り方で濃厚清湯
5キロで十人前以下のスープです
下手したら5人前しか取れない時もあります
他の出汁素材を使わず、塩を溶かすだけのスープってのは、つまりそういう事になります
きっと同業者は笑いますね
アジアの灯も今月いっぱいです
よろしくお願いします