らーめんのはなし其の二十

涼しくなってきました
夏には敬遠しがちぃなスープ麺も美味しく食べられる季節です

仕事柄もあり、夏もやはりスープ麺を食べ歩いてたりしますが
いつでも無理な連食はなるべく避け美味しく頂くことを心がけてます

秋葉原は黒喜さんの塩
おそらく一年以上ぶり二度目の來食
印象はだいぶ変わりました
まず牛蒡は小さなチップ程度になり、無発酵の塩漬めんま、、塩漬筍? 珍しくていいかも
以前のスープはフッと消え去る魚介にふわふわした形容しがたい優しい美味さと記憶しているが
今回はしっかりした魚介の素材感がある
このスープだと確かに牛蒡は不必要かなと思うが
らしさ、は無くなったかも

ある意味裏切られた感はあるが都内屈指の塩の名店に違いはないですね


名古屋は汐そば雫の塩
絶品
おそらく具材でしょうか、どこか懐かしさを感じさせる
しっかりしたスープは絶妙な魚介のバランス
安心して食べられました
ここまた来たい

名古屋は昨年の一軒と、この夏に一軒しか食べたことがないですが
どちらも美味しかったことから、らーめんレベルかなり高く感じます
まだまだ有名店も在るので次回の遠征が楽しみ
あと名古屋めしもね


長野県は中野市
風月さんの健康鶏の塩
県内で塩の店といったらここが一推し

鶏です
美味いです
生意気な言い方になりますが、チェーン店の味に慣れたかた
食べてみて下さい
これが鶏のスープです


ほんとはね
同業他店の商品をあれこれと語るのは憚られるnですけどね

美味しいものは
やはりご紹介したい

最近東京で食べたのも近くあげます
  


2014年09月25日 Posted by crow master at 00:01Comments(0)らーめんのはなし

らーめんのはなし其の十九


朝の電車に揺られ
そういえば昨夜の海老焼売は美味かったなどと考えながら高円寺へ向かう

目的地は方南町だが昼まで時間がたっぷりあるので探索がてら歩いてみることにしてみた

かなりの距離だと思うが途中公園で涼みながらてくてくと行く

真夏の東京は野外に居られたものではないが
この日はさらりとした空気で風が心地好い


などとエッセイぽく書き出しましたが
目指すは蘭鋳さん
評判の煮干しラーメンのお店
メニューは一本で味玉が乗るかいなかという潔さ

上手に作られてます
特に厚めに切られたレア焼又が絶品でスープや麺を置き忘れて記憶されました

厳しい立地だと思うのですがお客さんは途切れないようですね

帰りはエアコンの効いたバスに揺られついうとうとしながら
写真を撮り忘れた事に気づいたのでした


二軒目は大塚の煮干しそば暁さん

煮干し攻めです

こちらもメニュー一本勝負なんですね
凄いこだわりが書き連ねてあり期待大

事実スープは絶品
一口目は少し甘味が勝ってる気もしましたがその後は気にならない
複雑かつ濃厚な素材の旨味のビックウェーブが押し寄せます

連食にもかかわらずスープを飲み干しました
これ残したら本当に勿体ない

煮干しというよりめちゃ美味中華そば
あへてケチつけるなら焼又かな

リスペクトすべきらーめん
また来たいオススメのお店です


翌日は朝早くから仕事なんで早めの帰路に

次は番外編です  


2014年06月18日 Posted by crow master at 22:12Comments(0)らーめんのはなし

らーめんのはなし其の十八


やってしまいました
今回の東京遠征は初っ端にマッサマンカレーを食べてしまい初日は一杯のらーめんのみ

麺壱吉兆さん
都内の白河系では最高峰と呼び名も高いお店ですね

想像よりしっかりとした麺は小麦の味がしっかりします
人によりうどんじゃん
とか思うかも?

中華そばと支那そば
どちらも良さがありますが
濃いめの味つけの為か魚介の入らない中華そばのがスープは入りやすく感じました

カレーがお腹に残っていたにもかかわらず美味しくいただけました


そのカレーはまぁいいや
自分で作ったほうが美味しかったなと

ガパオはやっぱいいですね
旅した頃の場末の食堂なんかを思い出させます


夜は木場で陳健民から受け継いだ麻婆豆腐をいただきました
流石に美味しい

↑店頭撮り忘れたんでガーデン内を
次回は更に好みに近そうな正宗四川麻婆豆腐をいただきたいです

でも日本で食べる麻婆豆腐は前出のスタンダードなものが商売として正確なんでしょうね
見習わねば

そして旅はつづく  


2014年06月17日 Posted by crow master at 22:48Comments(0)らーめんのはなし

らーめんのはなし其の十七

久々のらーめんのはなし

先程麺戦記にふれましたが、先日の東京遠征でもある店で山椒がお奨めとあったんで入れてみたんですが実にスープがはこぶ
東京では鶏に山椒はすでにスタンダードなんですかね
最近は半年に一、二回しか遠征行ってないんで勉強不足なのかも

しかも今回の初っ端はここ

らーめんですらない
有名な牛かつ屋さん
山葵と醤油で鮪のような錯覚に陥りながらさらりと平らげました

名店伊藤は実は初めて

暖簾出てないですが、、有名な煮干しのらーめん店
ずうっと気になってたんですが立地がね
でも伺って良かった
煮干しらーめんにもいろいろある

先の鶏に山椒はあきばの武一

今回も勉強になる美味しいらーめんをいただきました
  


2014年05月04日 Posted by crow master at 21:48Comments(0)らーめんのはなし

らーめんのはなし其の十六  

    
先日の朝、寒かったのでストーブを引っ張り出して焚きだしましたが須坂の一醤さんが来られて驚かれていました
たしかに昼はまだまだあついですからね
 
見渡すと稲刈りの済んだ田にどくとなく寂しさを感じたりしますが、本来は収穫を祝う祭りの季節ですよね
そして麦畑からひょっこり賢狼ホロが現れとやしないか妄想するほどガキでもないですが、浪漫の似合う季節ではあります
すみませんアニヲタネタはいりました

さて
先週いただいたお休みは東京にいたのですが、木場の美学屋さん閉店の最終日て事で最初で最後の訪問

30分前には50人程の行列になってました
二順目で入店しお勧めらしい塩らーめんをいただきましたが、つけめんも人気のようですね
昆布の甘味が強く煮干のほんのり効いたやさしくおいしいスープでした
麺は某有名三河な木箱があったんでそれですかね

十年もの営業はこの業界では長いほうで成功店といってよく、常連さんを多数含むと思われる行列から察するも閉店が惜しまれます

最後の最後に食べれてよかった

近場でもう一、二軒きになる店があるのですがアキバに予定があるんで今回は諦め
夕方にもう一軒
鶏白湯の店で美味しかったですが長文になったんんでまた今度

そう
冒頭の須坂の一醤さん
研究熱心な店主さんで話をしていて勉強になります
無化調醤油らーめん必食です  


2013年10月02日 Posted by crow master at 19:44Comments(3)らーめんのはなし

らーめんのはなし其の十五


貝ひも、、ではありません
乾燥の穂先メンマです
去年使ってた極太メンマより戻りは早いですが、それでも四日はかかります。

因みに極太はあたりめほどの薄さから1センチほどに戻りました

メンマの種類の選定や仕事の仕方は合わせるラーメンや職人の指向で変わって当然ですんで一概にどうとはいえないもので
最終的にはそのラーメンに合っていればおいしいメンマていってよいのかも知れません

当店のらーめんに於いて、自分の理想とするラーメンのメンマを語るなら
コリコリ食感を残すくらいの戻し方で、メンマの持つ発酵臭はほぼ排除、かつ美味しい出汁を含ませた薄味のもの
かなと思ってますが、正直毎回同じものは作れてないです
また白湯に合わせるには強めの味付けが合ってると思いますが、今のところ別途に仕事をしてはいません、が名店と呼ばれる店は或いはそこまでやってるかも知れないですね

ひよっこ店主ながら、今現在はそんなふうに考えてるわけですが経験値が上がればまた変わるかも知れないですね


とにもかくにも
らーめんて、何気ない具材にもそれなりの手間隙がかかってたりしますし、食材自体も非常に手間と時間がかかってたりするものです

らーめん店の主人が、なぜその食材をチョイスし、どんな考えでらーめんを造っているのか
考えながら(感じながら?)頂くのも食べ歩きの醍醐味のひとつではあります

そんな何か、を感じられるらーめんに出会った時、幸福な気分になれたりします

てことでまた遠征に行きたくてしかたない今日この頃

あ、メンマ自体のうんちくは興味あったら検索してみて下さい


メンマのはなし
でした  


2013年07月07日 Posted by crow master at 20:20Comments(0)らーめんのはなし

らーめんのはなし其の十四


銀座
てより新橋の銀笹さん
癖の無いスープがとても美味しい塩らーめん、場所柄でしょうか、スープ量が多く感じたのが印象的

無化調店なんで、それなりにコストかかると思うんですが、おそらく新橋はサラリーマンやOLさんの街なんで昼食として一杯で完結できる考慮かと推測します

立地や客層に合わせた商品を提供する
商売において当たり前かもしれないですが勝手に納得したわけです


それとは違うアプローチのお店が、春に伺った西大井の土'田八さん
土の中に点で、ど、
そんな字ないぞーとツッコまれるのも計算でしょうかw

廃れた(失礼)商店街の活性化に繋がればと、食材にこだわり実に優しいらーめんを作られてます

因みに優しいとシャバいとは違います
確かに美味しいんです
一見チープに思え麺もスープに合ってますし、葱とさき鶏の具材も相まって美味しくいただける
ただ麺量少ないのは、、狙いとしても、、、店を出て食べたのを忘れるw

そのくらい
優しくて美味しい


インパクトに頼らないのは二店とも同じ、、おもしろいですね  


2013年06月19日 Posted by crow master at 20:20Comments(4)らーめんのはなし

らーめんのはなし其の十三


今回の東京遠征の6軒中6軒の麺がパッツン系細麺
もっともあっさりの醤油3杯、塩2杯、鶏白湯白1杯と太麺である要素はないですし
確かにらーめんの麺としては美味しく歯ごたえも心地好いのは確かです、、

驚いたのは
巣鴨『蔦』さんの多加水なのに博多麺みたいなパッツンな麺
多加水麺で低加水麺の食感はふしぎ

こちらのキリッとした醤油らーめん
甘味と出汁感のあるバランスよい一杯
コクが弱く感じたが油多めでカバーしてる感じ
ローストチャーシューは肉感あり非常に美味です、世の中意外に出汁ガラチャーシューの店が多いですから

麺つながりで
自由が丘の『いちばんや』さんのかんすい無添加麺
やはりパッツン
かんすい由来の臭と風味みたいのがが全く無いです
こちら
食材にこだわりのお店で、三年熟成醤油のらーめんをいただきましたが、ピリリとするのは醤油由来のものなのでしょうか?
節の酸味も気になる人はいるかも

とてもこだわりの感じるお店です

こちらのらーめんをいただいて、ふと
旅の途中さんが思い浮かびました、値段設定も同じ位ですし
やはり閉店は惜しまれる


少し評価じみた書き方になりましたね
でも
オススメ出来ないものはそもそも書かないですから

続きは後ほど時間のある時に書きます
印象忘れるまえにw
  


2013年06月15日 Posted by crow master at 09:22Comments(0)らーめんのはなし

らーめんのはなし其の十二


今朝は5時に山鳩の鳴き声に起こされました
今は何処かでカッコウがないてます
夏の暑い時期に鳴かれるとうざい奴ですが、今の涼しい午前中は心地好くもあります

さて本題

東京は高円寺の一本気あき田さん

今では閑散たるらーめん横丁内にある比内地鶏の無化調店で本店は埼玉県らしいです

鶏感MAXの濃厚清湯の塩らーめんが、たしか700円ほどでしたか
かなり頑張ってます

有名な銘柄鶏を使用し、あれ程しっかりしたスープを取ったら、、儲からないでしょうね

このお店が長野にあったら、うちの純鶏は存在してません

鶏のみのスープとしては、自分の理想系に近いもので、それをラーメンの価格帯にしっかり収めてるのは尊敬に値します

ただ、持ち上げといてなんですが具材が貧弱、、あれなら無くていいのでわ?
などと同業らしからぬ失礼を書くのは、勿論リスペクトしてるからです

比内地鶏を味わって頂くというコンセプト
沢山の方に知って欲しいですね

本店さんでは、今は魚介とか合わせてるらしいです
旨味の相乗効果でうまいんでしょうが、、せっかくの比内地鶏、、こちらでいただきたい


高円寺一本気あき田さん
貴重な比内地鶏らーめんのお店です


※リスペクトしてるが故の辛口失礼しました

  


2013年05月27日 Posted by crow master at 09:33Comments(0)らーめんのはなし

らーめんのはなし其の十一

高円寺の旅の途中さん

こちら5月で店を閉めるって情報が、、、東京で気に入りらーめん店の一つだったんですが残念です

駅から少し遠い立地とファミリーでは入りづらい隠れ家的な外観と店内、デフェで900円、と敷居が高いお店ではありますが、値段に似合ったしっかりしたらーめんを提供するお店。

立地的には高円寺は歩いてなんぼの街だと思うし、個性的ながら美味いらーめんで年齢層も守備範囲広いと思うんですが

知名度と採算の問題かと失礼ながら勝手に推測してます


あと、千円前後の値段設定のらーめん時代はまだ遠いのかもしれませんね

らーめんが料理として中途半端な位置づけなのも、既存の価値観による安価な値段設定の為であることは否定出来ないわけですが

ただ、需要がらーめんにB級以上を求めないのであれば致し方ないのかもしれません
現に自分も千円のらーめんとか食べるのに抵抗ありますから


旅の途中さん
東京に行かれる予定のある方は是非

らーめんの進化の片鱗を垣間見れます。



あっ進化繋がりでも一つ

横浜ラー博館に黒船来襲とかってアメリカで受けた店舗が話題になってるそうです

結構奇抜で値段設定も高めらしいです

今まで、らーめん専門的が限定でしかやらなかった様な商品で勝負するのは凄いですよね

トリュフやパインとか最近のトマトとか、目先の変わったらーめん店は他に無かったわけではありませんが、一つの潮流を創れるのか動向が気になるところです


うちも当初は変わり種なのやってましたが、最近は冒険心が錆び付いてるようで、、また何か開発してみようかななんて考えもします

どなたか、すっごいインスピレーション与えてくださいw
  


2013年04月25日 Posted by crow master at 18:45Comments(0)らーめんのはなし

らーめんのはなし其の十


一昨年でしたか塩糀が話題になりましたが、
今度は甘糀が来そうな雰囲気ですね。

そのうちに何かやりたいと思いますが

今考えているのは煎酒
日本酒に梅干しの塩気と酸味、昆布や鰹節などの旨味たっぷりで、まだ醤油が無かった時代の調味料。
室町時代からあるもので、江戸中期以降醤油に取って代われるまで垂味噌と共にポピュラーな調味料だったようです。
現代では逆に一般家庭ではほぼ皆無、ちょっとした日本料理店でしかお目にかかれないです。

何しろ純米酒を煮詰めて作るもので非常に高価なものになりますから。

因みに垂味噌は鎌倉時代からある調味料で素麺等のタレはこれから来てるようです。
ただ味噌自体は現在の一般的な味噌とは違う様なので垂味噌を再現するには特殊な味噌が必要かもしれません。

それでも味噌タレ=垂味噌で麺を食う文化は実に日本らしいものなんですね。

寄り道しましたが、一般的に醤油が使われだした江戸後期より以前の調味料
煎酒
気になりませんか?

山菜のお浸し
淡泊な白身魚
小麦を感じる麺

よだれが出そうです。

  


2013年03月13日 Posted by crow master at 18:59Comments(0)らーめんのはなし

らーめんのはなし其の九

お約束の関東遠征レポ

よいものいただきました
群馬県より伊勢崎は@nalogさんの塩

外観ですが店舗側面のサイクル店の看板から、一見ではいわゆるラーメン店にはまったくみえません


が、入口周りから店内は古い学校の教室?音楽室と美術室と理科実験室が融合したような?はたまた海の家か茶屋のような雰囲気がある、どこか懐かしい不思議な空間

酒の肴的なメニューが揃ってるようですがお目当てはらーめん

スープがうまい!
ムール貝を使用しているのが特徴との事ですが、さらに複合的な素材のうま味がしっかりでていて、スープを口に運ぶ度に楽しくなります

麺は歯を立てるとモチッとした弾力ののちパツンと心地好い

群馬は梅花もそろそろでしょうし、らーめん一杯の為に遠征しても損な気はしないらーめん
いや、むしろ食べなきゃ損
これで780円はぜんぜん安いですから。



ときに、自分がらーめんを食べるときは変なフィルターを掛けず、一人のらーめんファンとして楽しんで食べ歩いてます

美味しいものは沢山の人に食べて頂きたい。

そんな気持ちで同業の店にもかかわらずご紹介してる訳ですが、表現力と文才の無さを嘆くばかりです

一応うちもらーめん店の端くれですんで、当ブログでご紹介したお店に間違いは無いことは保証しますが、まだまだ美味しい店は沢山ある筈

皆さんの美味しいはなしもお聞かせ下さい。

次回は東京のお店
お楽しみに


※基本的に同業店の事をブログにする事は憚れるので食したらーめんを全て挙げるものではありません

らーめんに興味を持ちはじめた方の何らかのヒントになれば幸いです。  


2013年03月11日 Posted by crow master at 09:34Comments(0)らーめんのはなし

らーめんのはなし其の八

新宿もも〇が
複雑で力強いスープのあっさり系男気らーめん。


巣鴨は地蔵通りを抜けた辺り昭和歌謡なお店

地球の塩を食べたかっが醤油しか無いて事で醤油。

シンプル
醤油がしっかりしてるのにスープもしっかり感じる

シンプルな醤油らーめんでスープが弱いとこうはならない。

店主さんも面白い。
長野のミュージシャンのマスターに雰囲気が似てるけどここでは余計なはなしですね。


まだまだおいしいらーめんを食べたはずですが、リストにしてる訳じゃないんで即座にでてこないです。

自分の食べ歩きスタイルは連食を出来るだけ避け、無化調店を中心に歩いています。

自分にとって食べ歩きは好きな楽しみのひとつであるとともに、勉強であるからです。

手間隙かけて職人が造るらーめんをげっぷしながら食べるのは失礼ですし、おいしいらーめんを残したりしたららーめんが可哀相です。

ただし、万が一まずいらーめんに当たったなら残して店主にアピールするのはその店の為でもあります。

らーめん店主は常にお客様の食べ終えたどんぶりの中を気にしてる筈です。


こんなはなしはきりが無いので今年のらーめんのはなしはこの辺で

そういえば、麺やらかんすいやらのはなし止まってますね。
そのうち上げたいとおもいます。


さいごに中野の超濃厚豚骨の店
京都が本店の有名店ですね。
化調、無化調とか、美味いまずいとかを超越したらーめんですね。
しかも決して高い値段でない。

らーめんて、そんな許容範囲の広い食べ物なんです。

これからどんならーめんに出逢うのか
来年も食べ歩きますよ。  


2012年12月29日 Posted by crow master at 18:10Comments(0)らーめんのはなし

らーめんのはなし其の七

ふと思い出した群馬は桐生のR〇〇STER

かなりしっかりした鶏のスープにうちと同じ生醤油

因みに生醤油とは加熱処理をしていない醤油のこと。
何も加えないさらの醤油の事ではありません。

鶏と醤油ってコンセプトがはっきりわかる逸品です。

同じく群馬は渋川のい〇林
優しい。


最近は塩らーめんの美味いお店が群馬県に多いらしいです。

年が明けたら是非食べたいらーめんが幾つかありますが、近いようで一日掛かりになるのでなかなか足をのばせないでいます。


東京へいきまして、けっこう最近で秋葉原のく〇喜
塩の細麺でいただきました。

評判どおりおいしい。
はじめにふっと感じる魚介はいやみ無く、くせのないまあるいスープに心地好い食感の自家製麺。
牛蒡は飽きさせない工夫かよい仕事してる。

どんぶり一杯の中の完成度。勉強になりました。


大塚の鳴く龍
奏龍ではなく、味噌の店でもないです。
たしか坦々麺と醤油がおすすめとの事ですが塩で

スープは絶品。ですが麺の相性でやはり醤油がおいしいと思います。


また長文になってきましたので其の八につづく。
  


2012年12月29日 Posted by crow master at 16:59Comments(0)らーめんのはなし

らーめんのはなし其の六

八王子の煮干しらーめんの名店

うちでも一時グランドメニュー化してました煮干し系。
評判を聞いて気になっていました。

優しい。食べていて疲れない。かといって何か物足りないてわけではない。

何かで特徴づけて印象付けるのでなく、上手に仕上げている仕事ぶりは匠の成せる技。
近くは上山田の亀やさんを思い浮かべる。


経堂の季〇亭の塩つけ
麺がうまいです。
まぁ好みでしょうが麺単体では自分の中で古今東西最高の麺かと


同じく経堂の外国人店主のプラスな店
仕事感満載に感じる
個人的にシンプルながらしっかりしてる芦花公園だったかな?の本店の塩が好みかも


上半期まだまだ食べてますが池上さんがテレビで力説してるので集中力が、、

次回下半期はまだ記憶が定かなんでお楽しみに

  


2012年12月28日 Posted by crow master at 22:15Comments(0)らーめんのはなし

らーめんのはなし其の五

2012年も終わりて事で今年一年の関東遠征の総括です。

今年も毎月とはいきませんでしたが何度かはらーめんを食べ歩きできました。

そのつど更新できればよかったのですが、そこは自分アナログ人種ですから、、記憶も薄れて店名も場所も定かでなかったりしてますが食べ歩きの参考までに。

なお以前もおことわりしてますが、これはらーめんを評価するものではありません。
読み物としてお楽しみください。


たしか本年の初遠征は神奈川から始まりました。

何年か前に家系をちょこちょこ食べ歩いたことはあるのですが、今回は原点回帰をテーマに清湯系の有名処を何軒か廻りました。

町田のロックな2号。
造り手の主張がストレートに伝わってくるらーめんです。

今年の当店のコンセプトはここで決まりましたw
烏の灯4thの純鶏はじつはこれをリスペクトしてます。

スープの味に濁り無く、キリッとキレのある醤油

世にうまいらーめんはいくらでも在りますがこれほどにシンプルで潔いらーめんに感銘。
勿論スープがシャバいのとは違いますよ。唸ります。


それとは対照的な一軒
戸塚の有名店でひそかに尊敬してる職人佐野氏のお店。

一口スープを啜ると、、
うま味のウェーブが幾重にもおしよせてきます。

しなソバや中華ソバをうたう半端な店がこれを食べたなら恥ずかしくなってしまうだろう。といったら言い過ぎだろうか?

とにかくも恐らくこの店でしか食べられない中華そば。


そしてこれは品川になりますが同じ様な系統で中華そば多〇野。
女性店主の有名店です。

けっして高くない値段で幾重ものうま味を楽しめる中華そばをたべられます。

繊細で心して味わうらーめんもあれば、何も考えずとも食べてうまいと感じるらーめんもある。


烏の灯は来年初頭辺り新たなコンセプトの5thに移行予定です。
どう変わるか詳細はそのうち、、


と予告もいれたところで長文に気づいたので続きは近いうちに、、  


2012年12月21日 Posted by crow master at 00:33Comments(0)らーめんのはなし

らーめんのはなし其の四

今週末の限定中華そばに因んで久々のらーめんのはなしです。

今回使用する『木桶仕込み天然醸造醤油』
松本市の醸造蔵で上嶋醤油醸造場さん。
【画像】
伺いましたが小さな醸造場で車を止めた場所から大きな木桶が幾つかみれました。
ご主人はとても人柄がよく、突然の訪問にも丁寧に接して下さいました。
こういうのってなんか嬉しい。醤油も丁寧で優しいと想像できますよね。


そして
つい先日は群馬の岡直三郎商店さんの桶蔵を見学してきました。

ものすごく大きな木桶で辺り一面に息づく酵母がこちらの醤油を特長づけているとのことです。
古く長く懐かしい時間を感じました。

当店のスタンダード純鶏正油はこちらの加熱処理をしない『搾りたて生醤油』をそのまま使用しています。
こちらのように生醤油を扱う蔵は非常に珍しいとおもいます。



少し前ですが、熊人さんに連れられ松本の大久保醸造店さんに伺いました。
【画像】
蔵は案内されませんでしたが愛嬌のある娘さんに少しお話をうかがい『甘露醤油』を衝動買いw
とても手間の掛かった、とても旨い、とても高価な醤油です。

うちのスープではとても太刀打ちできず冷蔵庫に眠っていますが、ご希望あればお作りします。



佳い調味料はよけいな仕事をしない。
職人さんがその工程毎に手塩にかけ、時間をかけて醸造された醤油です。

本物の醤油はそのままに
それで作られたらーめんがうまくなかったら、それはスープがうまくないて事。
そのスープを上手く作るのがらーめん職人の仕事。

とまあ幾つかの醸造所を巡ってそんな事を感じたのでした。
そして
もっと精進せねば。  


2012年10月16日 Posted by crow master at 21:15Comments(0)らーめんのはなし

らーめんのはなし 其の三

東京ラーフェスにはいけなかったですが近頃行った東京のおすすめ店など。

目黒び○やさん。某有名塩ラーメン店長などを歴任された方だけあり、しっかり仕事されてます。
夕方でしたが仕事帰りのお客さんが立ち寄るようで、通勤圏にこんなお店が近場にあるのは幸せだろうなと感じました。
そんなお店です。

麻布十番ふ○やさん。
サラっと系久留米らーめんのお店ですね。
カリカリはともかく、癖のない優しいスープ。無化調無添加をうたっており。やはり、
どうだうまいだろってラーメンとは違います。
ひとつの理想系ともいえるらーめんでした。

環七ひる○おさんの鶏白湯。
おそらくモミジ由来のとろみがあり、こってりで初期のうちのに似てましたw
こちらのお店の塩。上田市ア○オさんでも昼やって欲しいと思うのは自分だけじゃ無いはず。

気になっていた新宿五○神さんの海老つけ。
香ばし系でこってり。麺がうまいです。
少し重たい印象で、若年層のお客さんが多いのに納得。

そして、今日の更新でいち推しは
長野県は上田市の熊○さんの限定鶏白湯の味噌。
マニアな方の情報で先日行ってきましたが、、いいです!
一口目のスープをすすると、脳内に大豆がビジュアルとなって具現化します。
そのくせ鶏はノーマル白湯以上に存在感を主張。
鶏白湯を看板にしてるうちも脱帽。参りました。
これ、他で食べたこと無いです。
こんならーめん店が長野に上田にある事の意味。
うちのブログを覗く方はかなりマニアな方が多いと思いますがそうでない方も是非。てか食べないと損です。
因みに夜数食限定らしいです。  


2011年11月11日 Posted by crow master at 09:26Comments(0)らーめんのはなし

らーめんのはなし 其の二

小麦粉+かんすい=中華麺≠らーめんの麺

らーめんのはなし其の二はそんな話。

かんすい無使用麺のらーめんはらーめんか?
自分が出店を思い立ってからループし続けてる問題なのですが、自分なりの現在の考えとしては、、
勿論らーめんです!

と言い切ってますが、日本の食文化としてのラーメン(拉麺)で初期の中華そば的な麺としては、かんすいを使用した麺がらーめんの麺でなくてはならなかったとおもいます。
勿論かんすいを嫌っての卵麺なども中華そばの麺として在ったのでしょうが、おそらくは中華店の面料理としてのラーメン(の中華そば))になるのでは。
つまり、日本のらーめん文化において、創世期のラーメンはいわゆる中華そばが主流であり、中華そばが中華そばたる所以はかんすいの入った中華麺である。
だったのではないでしょうか。

そんな黎明期から成長期。
かんすいに対する食味の嗜好や健康嗜好の考え方、スープの多様化や、らーめん食におけるオリジナリティの追求等で無添加麺のらーめん店などが増えはじめたのは日本のらーめん文化にとって非常に刺激になり、可能性を示唆するものになったと思います。

らーめんの起源とされる中国では実際、かんすいを使用した麺はむしろ少数派で、面は麺を含む小麦粉料理の広意義の事ですし。イタリアの麺料理パスタもマカロニやラザニアなどの様に多様です。

ただ日本にも麺料理として蕎麦やうどん、素麺やすいとんなどが在り、それをひとくくりにしてはいない。
まさに考え込むのはこのところで、かんすい無添加の小麦麺は確かにうどんであり、蕎麦粉を使ったら蕎麦なんです。

では、らーめんスープ。わかりやすく豚骨白湯に蕎麦を合わせたら、らーめんなのか蕎麦なのか?
次に、中華麺。これもそばつゆに中華麺を合わせたら?

らーめんサイドからみたら間違いなくらーめんです。蕎麦サイドからみたら、、邪道ですよね。大概の蕎麦屋さんはやらない仕事だとおもいます。
江戸時代からの伝統ある蕎麦には縛りがあるんじゃないでしょうか。
もしやるお店があれば面白いですが、むしろ先にらーめん側に取り込んだほうがいい。もったいない。
イタリア風も中華風もおなじこと。らーめんはらーめん。だから、らーめん。なんだとおもいます。

らーめんの歴史は水戸の黄門さまはさておき大正時代かららしいです。
昔ながらの中華そばは中華そばとして、それぞれ工夫を凝らしたらーめんや、郷土らーめん、特色らーめんがまだまだ出てくるのが
らーめん!じゃないのかな。

時間が在るときは、カウンター越しにお客さまともそんな話をしたいです。

※論文の類ではありません。読み物としてお楽しみください。
次回は今回書けなかった、かんすいの話でも

追:なんか麺の食品表示の規約とかでは、かんすい(添加物)を使った麺じゃないと中華麺やラーメンと表記できないとか?
つまりその麺は、うどんになるらしい。でもらーめんに創ればらーめんなんだよね。面白い。
  


2011年10月19日 Posted by crow master at 00:12Comments(0)らーめんのはなし

らーめんのはなし 其の一

今日は定休日
ゆっくり寝ていようと思っていたのに、いつもの時間には目が覚めてしまうのは歳のせいなのか。
空が蒼いので気分よく更新です。

自分、東京には一年に何度かは行き、その都度らーめん店の何軒かは食べてくるのですが、そんな話などをたまあに書きたいとおもってます。
ただし同業の事なんで書き方には工夫させてもらいます。

最近行った東京の大つけめん博の序章その初日。
某アキバ系劇場お昼公演のあと、テンションMAXで向かったわけですがなかなかの盛況ぶり。
東京の有名店は実店舗で食べれる的考えで数食いただいた中から

気になっていた大阪の人生ならーめん店の鶏白湯をまっ先にゲット。
うまいです。濃いです。
こういうの食べた気がします。いつか本店で食べてみたいですね。

続いて注目の銀ダラがまたヤバい。これ人生初めて。
四代目な伊勢海老つけ以来のインパクトです。
麺を食べてるのに銀ダラの西京焼きでも食べている様な錯覚を起こさせます。
でも銀ダラの姿はないというジレンマがたまらない。
いつかうちでもリスペクトさせていただきます。

・・・そしてテンション上がりっぱなしのまま帰路につきましたとさ。

※こういうの初めてなんで文章に問題あると思われたらお知らせ下さい。
評論するのが目的じゃないので読み物的に楽しんで下さい。

次回もお楽しみに  


2011年10月10日 Posted by crow master at 08:46Comments(0)らーめんのはなし