らーめんのはなし 其の二
小麦粉+かんすい=中華麺≠らーめんの麺
らーめんのはなし其の二はそんな話。
かんすい無使用麺のらーめんはらーめんか?
自分が出店を思い立ってからループし続けてる問題なのですが、自分なりの現在の考えとしては、、
勿論らーめんです!
と言い切ってますが、日本の食文化としてのラーメン(拉麺)で初期の中華そば的な麺としては、かんすいを使用した麺がらーめんの麺でなくてはならなかったとおもいます。
勿論かんすいを嫌っての卵麺なども中華そばの麺として在ったのでしょうが、おそらくは中華店の面料理としてのラーメン(の中華そば))になるのでは。
つまり、日本のらーめん文化において、創世期のラーメンはいわゆる中華そばが主流であり、中華そばが中華そばたる所以はかんすいの入った中華麺である。
だったのではないでしょうか。
そんな黎明期から成長期。
かんすいに対する食味の嗜好や健康嗜好の考え方、スープの多様化や、らーめん食におけるオリジナリティの追求等で無添加麺のらーめん店などが増えはじめたのは日本のらーめん文化にとって非常に刺激になり、可能性を示唆するものになったと思います。
らーめんの起源とされる中国では実際、かんすいを使用した麺はむしろ少数派で、面は麺を含む小麦粉料理の広意義の事ですし。イタリアの麺料理パスタもマカロニやラザニアなどの様に多様です。
ただ日本にも麺料理として蕎麦やうどん、素麺やすいとんなどが在り、それをひとくくりにしてはいない。
まさに考え込むのはこのところで、かんすい無添加の小麦麺は確かにうどんであり、蕎麦粉を使ったら蕎麦なんです。
では、らーめんスープ。わかりやすく豚骨白湯に蕎麦を合わせたら、らーめんなのか蕎麦なのか?
次に、中華麺。これもそばつゆに中華麺を合わせたら?
らーめんサイドからみたら間違いなくらーめんです。蕎麦サイドからみたら、、邪道ですよね。大概の蕎麦屋さんはやらない仕事だとおもいます。
江戸時代からの伝統ある蕎麦には縛りがあるんじゃないでしょうか。
もしやるお店があれば面白いですが、むしろ先にらーめん側に取り込んだほうがいい。もったいない。
イタリア風も中華風もおなじこと。らーめんはらーめん。だから、らーめん。なんだとおもいます。
らーめんの歴史は水戸の黄門さまはさておき大正時代かららしいです。
昔ながらの中華そばは中華そばとして、それぞれ工夫を凝らしたらーめんや、郷土らーめん、特色らーめんがまだまだ出てくるのが
らーめん!じゃないのかな。
時間が在るときは、カウンター越しにお客さまともそんな話をしたいです。
※論文の類ではありません。読み物としてお楽しみください。
次回は今回書けなかった、かんすいの話でも
追:なんか麺の食品表示の規約とかでは、かんすい(添加物)を使った麺じゃないと中華麺やラーメンと表記できないとか?
つまりその麺は、うどんになるらしい。でもらーめんに創ればらーめんなんだよね。面白い。
らーめんのはなし其の二はそんな話。
かんすい無使用麺のらーめんはらーめんか?
自分が出店を思い立ってからループし続けてる問題なのですが、自分なりの現在の考えとしては、、
勿論らーめんです!
と言い切ってますが、日本の食文化としてのラーメン(拉麺)で初期の中華そば的な麺としては、かんすいを使用した麺がらーめんの麺でなくてはならなかったとおもいます。
勿論かんすいを嫌っての卵麺なども中華そばの麺として在ったのでしょうが、おそらくは中華店の面料理としてのラーメン(の中華そば))になるのでは。
つまり、日本のらーめん文化において、創世期のラーメンはいわゆる中華そばが主流であり、中華そばが中華そばたる所以はかんすいの入った中華麺である。
だったのではないでしょうか。
そんな黎明期から成長期。
かんすいに対する食味の嗜好や健康嗜好の考え方、スープの多様化や、らーめん食におけるオリジナリティの追求等で無添加麺のらーめん店などが増えはじめたのは日本のらーめん文化にとって非常に刺激になり、可能性を示唆するものになったと思います。
らーめんの起源とされる中国では実際、かんすいを使用した麺はむしろ少数派で、面は麺を含む小麦粉料理の広意義の事ですし。イタリアの麺料理パスタもマカロニやラザニアなどの様に多様です。
ただ日本にも麺料理として蕎麦やうどん、素麺やすいとんなどが在り、それをひとくくりにしてはいない。
まさに考え込むのはこのところで、かんすい無添加の小麦麺は確かにうどんであり、蕎麦粉を使ったら蕎麦なんです。
では、らーめんスープ。わかりやすく豚骨白湯に蕎麦を合わせたら、らーめんなのか蕎麦なのか?
次に、中華麺。これもそばつゆに中華麺を合わせたら?
らーめんサイドからみたら間違いなくらーめんです。蕎麦サイドからみたら、、邪道ですよね。大概の蕎麦屋さんはやらない仕事だとおもいます。
江戸時代からの伝統ある蕎麦には縛りがあるんじゃないでしょうか。
もしやるお店があれば面白いですが、むしろ先にらーめん側に取り込んだほうがいい。もったいない。
イタリア風も中華風もおなじこと。らーめんはらーめん。だから、らーめん。なんだとおもいます。
らーめんの歴史は水戸の黄門さまはさておき大正時代かららしいです。
昔ながらの中華そばは中華そばとして、それぞれ工夫を凝らしたらーめんや、郷土らーめん、特色らーめんがまだまだ出てくるのが
らーめん!じゃないのかな。
時間が在るときは、カウンター越しにお客さまともそんな話をしたいです。
※論文の類ではありません。読み物としてお楽しみください。
次回は今回書けなかった、かんすいの話でも
追:なんか麺の食品表示の規約とかでは、かんすい(添加物)を使った麺じゃないと中華麺やラーメンと表記できないとか?
つまりその麺は、うどんになるらしい。でもらーめんに創ればらーめんなんだよね。面白い。